一人で悩んではいけません。
家の間取りが2DKぐらいまででキッチン、洗面所、バス、トイレなどの水回りは機能しており、部屋中にごみが散乱しているものの、何とか自活できているレベルのごみ屋敷は頑張れば自分でも片づけられます。
このレベルの内に少しでも早く片付けましょう。
ここでは2DKの間取りとして、ごみ屋敷を片付ける例を紹介します。
2DKのごみ屋敷を片付けるには、少なくても3人以上の人手と以下のような材料が必要になります。
●100枚以上のゴミ袋(行政の指定があれば指定ゴミ袋)
●軍手・マスク・汚れても良い作業服
●軽トラックやライトバンなど荷物を積める車
自分で処分場に持ち込みますので、あらかじめゴミ処理場にゴミを持ち込む許可を得てください。
素人が作業する訳ですから、ごみ屋敷の掃除は1日で終わらない可能性が高いです。2~3日ぐらい掛るつもりでいましょう。
まとまった時間が取れない場合は、家をいくつかのエリアに分けて掃除していきましょう。
ごみ屋敷の片づけ方自体は単純作業の繰り返しです。心が折れないように頑張りましょう。
まずは家中のゴミを行政の指定通りに分別し、ひたすらゴミ袋に詰めていきましょう。
手伝ってくれる人が居る場合は、ゴミを運び出す係と分別して袋詰めにする係を分けて作業しましょう。
ここで大事な事は「使えるものがあるかも」などと思っては絶対にいけません。
ごみ屋敷にあったというだけで、モノの状態は最悪です。家具家電も壊れていたり汚れが取れない場合が多いでしょう。また、奇跡的に無事なものでも悪臭が染みついていることもあります。
現金や通帳、ハンコ、賃貸契約書や家の権利書など貴重品や重要な物以外はすべて捨てて下さい。
ゴミ袋がある程度たまったら、車に積んで収集場に持って行ってください。
すべてのゴミを運びだしたら家の傷みをチェックして、掃除をしましょう。
これで最低限の片づけが終わりました。お疲れ様でした。
●キッチンなどの水回りが使えず、衛生状態が悪い、若干悪臭もする
●2DK以上の広さで、部屋のすべてがゴミで埋まっている(堆積している)
●手伝ってくれる人が誰もいない
●庭やベランダなど部屋の中以外にもゴミがある
このような場合は、まず自分では無理だと思われます。ごみ屋敷の片づけをしてくれる業者に頼みましょう。
今はいろいろな業種がごみ屋敷の片づけを請け負っていますから、業者を探すのにさほど苦労は無いでしょう。
廃品回収業者、産廃業者なども請け負っていますが、ゴミを運ぶのは得意としているでしょうが、部屋を片付ける事を得意としていない場合が多いです。
やはりここは、安心して任せることが出来る「ごみ屋敷片付け専門業者」に依頼する方がトラブルもなく安心できます。
専門業者は多くの現場を解決してきた豊富な経験とノウハウを持ち合わせていますからキッチリとした仕事をしてくれます。
料金はかかりますが、ごみ屋敷を放置しておけば害虫の発生、悪臭の発生など近隣の多くの方に迷惑がかかります。
「自分の手には負えない」と思ったら、すぐに業者に依頼してください。